2024年8月17日(土) いしかわ四高記念公園
一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーションは、3人1組のチームを結成した15~18歳の高校生たち全19チームが、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う『スポGOMI甲子園2024・石川県大会』を8月17日(土)に開催いたしました。 このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
イベント概要
・日程:2024年8月17日(土)8時50分~9時50分
・開催場所:いしかわ四高記念公園(石川県金沢市広坂2丁目2)
・参加人数:1チーム3名×19チーム=57人
優勝は小松大谷高等学校のチーム大谷3B!拾ったごみの総量は圧巻の6.13kg!
石川県大会に全19チームが集結し、スポGOMI甲子園・2024石川県大会の熱戦が繰り広げられました。今年の注目は、過去に連覇を果たしてきた小松大谷高校。3チームが出場しその動向に注目が集まりました。スタートの合図が響き渡ると、各チームは一斉に金沢の繁華街・香林坊や片町へと駆け出しました。小松大谷高校では過去優勝してきた先輩らから受け継がれた必勝法に従い、彼らは一つ一つ要所を丹念に巡り、ごみを集めていきました。結果、圧倒的な強さを見せたのは3年生チームの「チーム大谷3B」。彼らが集めたごみの総重量はなんと6.13kgに達し、他チームを大きく引き離しての優勝を果たしました。特に注目すべきは、コインパーキングの隅などで集めた燃えないごみで、これだけでも2.07kgという驚異的な重さを記録。計量の際には、袋が乗り切らず2回に分けての測定が必要になるほどでした。12月に東京で行われる全国大会でも好成績が期待されます。
石川県大会で集められたごみの総量は29kg
石川県・金沢の一番の繁華街である香林坊・片町は飲食店が数多く立ち並び、夜も賑わうエリア。お盆の期間中には多くの人が集まったようです。そのため例年に比べ、ポイ捨てごみを見かけることが多いように感じられました。特に自動販売機周りのペットボトルや空き缶、そして駐車場や路上のタバコの吸い殻などが残されており環境への影響を考えるとさらに憂慮すべき問題です。こうしたごみが排水溝から川に流れ込み、やがて海へと運ばれてしまうのです。スポGOMI甲子園は、海洋ごみ問題全体から見たら小さな活動だが、この参加者のようにスポGOMI甲子園への参加を通じて、1人でも多くの人が環境問題に関心を持ち、自分の行動を見直すことが、最終的には大きな変化に繋がることを願っています。
優勝チームコメント
金沢の街中には意外とごみが多いことに驚きました。特にコインパーキングでは、ペットボトルやコンビニ弁当の容器、そして道端にはタバコの吸い殻が多く見られました。普段の生活ではあまり街中のごみに目を向けていませんでしたが、これからは気づいた時に積極的に拾っていきたいと思います。12月に東京で行われる全国大会では、石川県代表として優勝を目指そうと決意しています。
<団体概要>
団体名称:一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーション
URL:https://www.spogomi.or.jp/
活動内容:スポGOMI甲子園に関するイベントの開催、及び運営に必要な業務。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
公開日:2024.08.27